LS
トヨタ自動車が展開する高級車ブランド「レクサス」
初代から突き詰めてきた静粛性と乗り心地。
LSは、驚きと感動を創造し続ける一台をめざし、たゆまず進化する。
初代から突き詰めてきた静粛性と乗り心地。
LSは、驚きと感動を創造し続ける一台をめざし、たゆまず進化する。
CONCEPT
1989年1月にトヨタがアメリカ合衆国を主要マーケットとして新たに立ち上げた高級車ブランド「LEXUS(レクサス)」の最上級車として、「ES」(日本名:トヨタ「トヨタ・カムリプロミネント」→「ウィンダム」)と共に初代モデルが発売された。従前、北米の高級車市場はキャデラックやリンカーンといったアメリカのメーカーや、メルセデス・ベンツやBMWといった西ドイツのメーカーの独壇場であり、あくまで大衆車の域を出なかった日本車メーカーが割って入る余地は無いと思われていた。しかし、トヨタは1980年代初頭からマーケティングを行い続けた結果、静粛性・快適性・高品質の追求により新規参入の余地はあると判断し、初代LSの開発が開始された。
初代

レクサスは1989年に北米での高級車市場に参入するため設立されたトヨタ自動車が展開する高級車ブランドです。
LS400は日本国内ではセルシオの通称名にて高級車の代表とも言える地位を確立しました。
まるでエンジンが掛かっていないかの様な静粛性、走行性は他車の追従を許さない特別な車でした。
北米では当時の日本車に対して耐久性は有るが地味な大衆車というイメージが強く、日本車メーカーに高級車としての地位は確立できないと言ったユーザーの概念がありました。
そこでトヨタは古い固定概念にあまりとらわれない富裕若年層に着目。その層が求める新しい高級車を徹底的に研究し、機能性が有る上に高品質で洗練されたモデルを開発。なおかつきめ細かいアフターフォローにも対応するブランディングをしたのです。
綿密なリサーチと静粛性・機能性・デザイン性にもすぐれたレクサスのモデルは販売するなり話題を呼び、アフターフォローも高評価。北米での地位を確立することに成功しました。このLS400は1992年8月にマイナーチェンジをして後期型となり、16インチアルミホイール採用と同時にローターも大径化、フロントグリルのデザイン変更、ハイマウントストップランプ・助手席エアバックなども追加されています。
なお、外装ではLS400とセルシオの大きな相違点はヘッドライトとなります。一体式のセルシオに対してヘッドライトとフォグライトが別体です。
(画像は10後期モデル)
LS400は日本国内ではセルシオの通称名にて高級車の代表とも言える地位を確立しました。
まるでエンジンが掛かっていないかの様な静粛性、走行性は他車の追従を許さない特別な車でした。
北米では当時の日本車に対して耐久性は有るが地味な大衆車というイメージが強く、日本車メーカーに高級車としての地位は確立できないと言ったユーザーの概念がありました。
そこでトヨタは古い固定概念にあまりとらわれない富裕若年層に着目。その層が求める新しい高級車を徹底的に研究し、機能性が有る上に高品質で洗練されたモデルを開発。なおかつきめ細かいアフターフォローにも対応するブランディングをしたのです。
綿密なリサーチと静粛性・機能性・デザイン性にもすぐれたレクサスのモデルは販売するなり話題を呼び、アフターフォローも高評価。北米での地位を確立することに成功しました。このLS400は1992年8月にマイナーチェンジをして後期型となり、16インチアルミホイール採用と同時にローターも大径化、フロントグリルのデザイン変更、ハイマウントストップランプ・助手席エアバックなども追加されています。
なお、外装ではLS400とセルシオの大きな相違点はヘッドライトとなります。一体式のセルシオに対してヘッドライトとフォグライトが別体です。
(画像は10後期モデル)
2代目

バブル景気崩壊後の円高の過熱から、初代モデルはメインマーケットである北米で価格上昇を余儀なくされ競争力を失いつつあり、発表から5年でフルモデルチェンジに踏み切りました。外観は初代のスタイリングを踏襲し、素人目には新旧の違いはわかりにくい物でしたが、車体の骨格であるプラットフォームの改良を行い最小回転半径を縮小し、またホイールベースを延長し後席居住性も改善されました。初代で不満の多かったブレーキ性能も、フロントにアルミ製対向4ポットキャリパーを装備するなど、内容の変更は大きいものでした。1997年9月にマイナーチェンジ(20系後期)をし、フロントマスクが大幅に変更され、ディスチャージヘッドランプを採用しました。エンジンもVVT-i(可変バルブ機構)が搭載され5速AT化され、燃費も向上させています。
(画像は20後期モデル)
(画像は20後期モデル)
3代目

2000年7月LS430にフルモデルチェンジ。(UCF30型)エンジンはV8・4,300 ccの3UZ-FEに変更され外観デザインも先代までとは大きく変わり曲面を多用した優雅な印象で構成されている。同時にドアは先代までのプレス式から一転、後部ドアに三角窓の付くサッシュ式となった。このモデルで電子制御機構が大幅に増加、全てのドアにイージークローザーが装備され、従来のワイヤレスドアロックの発展版であるスマートキーシステムが選択できるようになった(一部グレード除く)2003年9月にマイナーチェンジし、ヘッドライト、ボンネット、フェンダー、トランクリッドなどすべてが新デザインとなった。同時に、リヤコンビネーションランプにLEDを採用するなど新鮮味もプラスされた。それに伴い全長は5 mを超えATが5速から6速になり、10・15モード燃費が従来型の8.2 km/Lから8.9 km/Lへ向上した内外装を変更した。
(画像は30後期モデル)
(画像は30後期モデル)
4代目

2006年9月19日 - 日本国内でも「LEXUS LS460」として正式発表。LS専用の新プラットフォームを使い、前後ともアルミニウム合金製のマルチリンク式サスペンションを採用。エンジンは従前の1UZ-FE/3UZ-FEから約17年振りに全面刷新された1UR-FSE型を搭載する(V型8気筒直噴4,608 cc)。量産乗用車では世界初となる「シーケンシャルシフト付き8速AT(8 Super ECT)」が搭載されている。ボディサイズは全長5,030 mm(ロングボディ仕様は5,190 mm)× 全幅1,875 mm × 全高1,465 mm、ホイールベースは2,970 mm(ロングボディ仕様は3,090 mm)
同時発売した上位モデル「LS600h」は5000ccハイブリッド車と成る。
発売当時の日本国内での価格は770万円から965万円。標準仕様のほか、専用デザインの19インチアルミホイール&タイヤ(サイズは245/45/R19)と制動力を高めた専用の大径4ポットアルミモノブロックブレーキキャリパーと冷却性能に優れたスパイラルフィン式の大径ディスクローター(前⌀357、後⌀335)、そして専用チューニングエアサスペンションなどを搭載して走りに重点を置いた「version S」をはじめ、逆に標準仕様車の足回りはそのままに、アームレストスイッチや後席パワーシートなど後席の装備を充実させた「version U」があり、各グレードにアルカンターラルーフ、セミアニリン本革シート、ステアリングヒータ付本木目&本皮ステアリングを装備した「I package」がセットメーカーオプションとして設定される。なお、「version U」にはステレオカメラフュージョン方式の「プリクラッシュセーフティシステム」がメーカーオプションで設定される。リアはトヨタ「クラウン(13代目)」や「マークX(初代)」なども採用したマフラーエンドとリアバンパーが一体化したデザインを採用している。ホイールのPCDは120 mm。
(画像は460後期モデル)
同時発売した上位モデル「LS600h」は5000ccハイブリッド車と成る。
発売当時の日本国内での価格は770万円から965万円。標準仕様のほか、専用デザインの19インチアルミホイール&タイヤ(サイズは245/45/R19)と制動力を高めた専用の大径4ポットアルミモノブロックブレーキキャリパーと冷却性能に優れたスパイラルフィン式の大径ディスクローター(前⌀357、後⌀335)、そして専用チューニングエアサスペンションなどを搭載して走りに重点を置いた「version S」をはじめ、逆に標準仕様車の足回りはそのままに、アームレストスイッチや後席パワーシートなど後席の装備を充実させた「version U」があり、各グレードにアルカンターラルーフ、セミアニリン本革シート、ステアリングヒータ付本木目&本皮ステアリングを装備した「I package」がセットメーカーオプションとして設定される。なお、「version U」にはステレオカメラフュージョン方式の「プリクラッシュセーフティシステム」がメーカーオプションで設定される。リアはトヨタ「クラウン(13代目)」や「マークX(初代)」なども採用したマフラーエンドとリアバンパーが一体化したデザインを採用している。ホイールのPCDは120 mm。
(画像は460後期モデル)
5代目

LS500(VXFA50/55) / LS500h(GVF50/55)従来の静粛性の追求と共に運動性能と先進装備を重視し内外装デザインを一新した。LCに続き、GA-L(Global Architecture-Luxury)プラットフォームが採用され、低く構えたスタイリングを実現し、大径タイヤの採用により力強い存在感を創出。これまでの4ドアセダンとは一線を画す斬新なクーペシルエットを創りだすため、6ライトキャビンデザインを採用し、フロントからリヤまで抜けるシャープな構成から、フェンダーがダイナミックに突き出す造形とした。これにより、後部座席頭上空間が先代より小さくなった。また、ドアフレームとガラスの段差を少なくした面一のフラッシュサーフェスウインドウを採用し、より滑らかで美しいボディラインを実現している。
先代モデルは標準ボディに加え、全長・ホイールベースを120ミリメートル延長した「LS460L / LS600hL」がラインアップされていたが、5代目のボディは1種類のみとなった。ボディサイズは先代「LS460L / LS600hL」と比較し、全長は+25ミリメートル・全幅は+25ミリメートルの拡大となった。一方で全高は15ミリメートル低められた。また、ホイールベースは35ミリメートル延長されて3,125ミリメートルとしている。
エンジンは世界的なダウンサイジングコンセプトの流れに準じ、「LS500」には新開発となるV型6気筒3.5 Lツインターボエンジン「V35A-FTS」型に電子制御10速オートマチック「Direct-Shift 10 AT」を組み合わせる。先代「LS460/LS460L」が搭載していたV型8気筒4.6 L「1UR-FSE」型と比較すると、小排気量化され、また気筒数が削減されてはいるものの、2基のターボチャージャーの効果により大幅なパフォーマンスの向上を果たしている。2WD車同士の対比で、最高出力は30 PS(22 kW)向上して422 PS (310 kW) に、最大トルクは10.2 kgf・m (100 N・m) 向上し、61.2 kgf・m(600 N・m)を発生。また、ハイブリッドモデルの「LS500h」はLCに搭載済みのV型6気筒3.5 Lの「8GR-FXS」型を搭載。ハイブリッドシステムに変速機構を直列に配置した「マルチステージハイブリッドシステム」は、エンジン回転数を広範囲で使用できるシステムに「10段変速制御」を採用することにより、より快い走りのリズムを実現している。システム最高出力は359 PS (264 kW) を発生する。また、駆動方式は全グレードに2WD (FR)とAWDが設定される。
そして2020年11月19日にマイナーチェンジされた。
(画像は50前期モデル)
先代モデルは標準ボディに加え、全長・ホイールベースを120ミリメートル延長した「LS460L / LS600hL」がラインアップされていたが、5代目のボディは1種類のみとなった。ボディサイズは先代「LS460L / LS600hL」と比較し、全長は+25ミリメートル・全幅は+25ミリメートルの拡大となった。一方で全高は15ミリメートル低められた。また、ホイールベースは35ミリメートル延長されて3,125ミリメートルとしている。
エンジンは世界的なダウンサイジングコンセプトの流れに準じ、「LS500」には新開発となるV型6気筒3.5 Lツインターボエンジン「V35A-FTS」型に電子制御10速オートマチック「Direct-Shift 10 AT」を組み合わせる。先代「LS460/LS460L」が搭載していたV型8気筒4.6 L「1UR-FSE」型と比較すると、小排気量化され、また気筒数が削減されてはいるものの、2基のターボチャージャーの効果により大幅なパフォーマンスの向上を果たしている。2WD車同士の対比で、最高出力は30 PS(22 kW)向上して422 PS (310 kW) に、最大トルクは10.2 kgf・m (100 N・m) 向上し、61.2 kgf・m(600 N・m)を発生。また、ハイブリッドモデルの「LS500h」はLCに搭載済みのV型6気筒3.5 Lの「8GR-FXS」型を搭載。ハイブリッドシステムに変速機構を直列に配置した「マルチステージハイブリッドシステム」は、エンジン回転数を広範囲で使用できるシステムに「10段変速制御」を採用することにより、より快い走りのリズムを実現している。システム最高出力は359 PS (264 kW) を発生する。また、駆動方式は全グレードに2WD (FR)とAWDが設定される。
そして2020年11月19日にマイナーチェンジされた。
(画像は50前期モデル)
歴史
当店では特にUSF40型をお取り扱いしております

- 実測燃費
- リッター7km前後
- エンジン
- 385PSのエンジンはセルシオから比べるとハイパワー高速も余裕の走り
- 足廻り
- 全グレードエアサスだが固めのセッティングで安定、ブレーキも進化したがverSはフロントがビッグキャリーパーを装備
- ウイークポイント
- ハンドルの切れ角が少ない為、小回りが効かない